『サンダーフォースⅣ』1992年／メガドライブ

『サンダーフォースⅣ』

1992年発売／メガドライブ／シューティング／株式会社テクノソフト

　圧倒的な描き込みのグラフィック、スピード感あふれる演出、ロックなBGM、戦略性あるボス戦、慣れても1周50分くらいはかかるボリューム等、どこを取っても理想的過ぎる最々高の高クオリティ。良作シューティングでしか出てこないアドレナリンがドバドバ放出される。シリーズ最高傑作どころか「メガドライブで最高のシューティング！」と言い切っても異論はないだろう。いやまあ異論は出るだろうけど、奇跡のような快作には間違いない。メガドライブmini2への収録決定もうなずける出来。

　メガドラ版はマシンパワーギリギリだったのか処理落ちが発生する点が難点だったが、処理落ちのおかげで難易度が下がっている箇所もそこそこあったりする。現在Switchで配信中のSEGA AGES版は処理落ちのON／OFF機能も付いている完璧バージョンなので、今から遊ぶならこちらをオススメ。

自機スピードを調整できるようになったのは本作からの要素。

武器は少々クセが強く、ボスによっては有利不利がはっきり分かれる。ハンター、フリーウェイは比較的どんな状況にも対応しやすい。強化兵器(ブレード～フリーウェイ)とクローは1ミスすると消えてしまう。

メガドラ説明書、ここの部分が描きおろしイラストだと得した気分になる。