『ゴモラスピード』
1990年発売／PCエンジン／アクション／株式会社ユーピーエル
どう見てもシューティングゲームのザコキャラにしか見えないイモムシ状のキャラ・ゴームが主人公。敵キャラも同じくらい気持ち悪いので問題ない。自分の胴体を集めて身体を長くし、キューと呼ばれるエサを胴体で囲んで集めていく。全てのキューを取ればゴールへの扉が開く仕組み。
胴体が長くなるほど被弾しやすくなるが、頭部以外が攻撃されても胴体がちぎれるだけで済むので、耐久力は純粋にアップする。その一方で、胴体が短いままだとキューを囲んだ時のスコアは高くなるというメリットがある。リスクとリターンのバランスがうまく取れているシステムと言えよう。
説明書に｢見ないでプレイしてください｣と書いてあるのはわりと珍しい。本作はゲーム中のチュートリアルが充実しているため(すべて英文だが内容は平易)、ルールは自然と覚えられる。
ゴームの攻撃手段は爆弾。爆風で動けなくなっている敵を囲めば倒すことができる。
