『ウォーロック』1995年／スーパーファミコン

『ウォーロック』

1995年発売／スーパーファミコン／アクション／株式会社アクレイムジャパン

　1989年に制作された低予算映画を原作とした洋ゲー。…と聞くと嫌な予感しかしないが、これが意外と悪くない。通常攻撃である魔法と自由自在に飛ばせるオーブ、多彩な呪文を使い分けてのアクションがいい感じ。難易度はやや高めだが常識的な範囲で収まっており、美麗な映像とBGMも雰囲気を盛り上げてくれる。それにしても、なぜこの映画をゲーム化しようと考えたのだろうか。

ライフゲージは｢主人公の顔｣で示されており、ダメージを受けるとただでさえ顔色の悪い主人公の皮膚がどんどんはがれてガイコツに近づいていく。怖い。

ストーリー展開は原作映画を観ていないとよくわからないと思うが、映像ソフト化されておらず視聴は困難。つくづく、なぜこのマイナー作品をゲーム化したのか理由を知りたいところである。