『将棋 初段一直線』
1990年発売/PCエンジン/テーブルゲーム/株式会社ホームデータ
日本将棋連盟公認ソフトで、「初段認定戦モード」で勝利した際に表示されるパスワードを送ることで、実際に初段(と1~2級)の申請ができるという画期的なシステムを搭載していた。初心者向けの「将棋桃太郎」モードもあり、幅広いプレイヤーに合わせた作り。
当時は「最強最速」を謳っていたらしいAIだが、実際のところ相手の思考時間は少々長い。初段認定戦モードもAI自体がムチャクチャ強いわけではないようだが「90手以内で勝利」「一手20秒以内」の制限がある。
令和でも『将棋ウォーズ』『将棋倶楽部24』など、実際に段位を認定してもらえる将棋ゲームはそこそこある。
将棋桃太郎では少々インチキ臭い技が使える。山上たつひこ画みたいなサルが味わい深い。