『バハムートラグーン』
1996年発売/スーパーファミコン/シミュレーション/株式会社スクウェア
ドラゴンを駆る「戦竜隊」となってドラゴンを育て、共に戦うシミュレーション。シナリオは秀逸、初心者でも詰まりにくい親切設計(親切過ぎてヌルい)で万人が楽しめる良作だとは思うが、なぜかリメイクや配信の機会に恵まれていない。
ちなみに「バハムートドラグーン」ではなく、『ドラッグオンドラグーン』とも無関係。クソバカレースRPG『レーシングラグーン』は当初本作の続編の予定だった、というのはウソのような本当の話。
4人のキャラクターが1つのパーティ(ユニット)ととして扱われるシステム。
1つのパーティにつき1匹のドラゴンが同行する。
パーティ+ドラゴンをどう編成するかがユニットの強さに直結する。多彩な組み合わせからベストなパーティを組んでいく過程がなかなか楽しい。前述の通り、難易度はそれほど高くないのであまりガチガチに組まなくてもまあまあ戦えるのだが。
所持アイテムのほとんどをエサとしてドラゴンに与えることができる。武器や防具でもドラゴンは食べてしまう。
当然、育て方によってドラゴンの外見も大きく変わる。
いかにもスクウェアっぽい見た目に反し、本作のキャラクターは非常にクセが強い。そのクセの強さがストーリーの面白さに直結している(と思う)。ヨヨは「スクウェア三大悪女」の1人として有名。
一部のドラゴンは『FF』シリーズにも登場していたもの。