『麻雀大戦』
1992年発売／ファミリーコンピュータ／テーブルゲーム＋RPG／日本物産株式会社
戦闘が麻雀になったRPGという特に珍しくもないアイデアだが、同種のゲームが「麻雀のオマケにRPGモードがある」程度なのに対し、かなりガチにRPGを作り込んでいるほうと言える。ザコとの戦闘はやたらこちらの配牌が良く、一局か二局くらいで決着がつくのでテンポよく進められる。麻雀＋SF＋ファンタジーという世界観はバカ丸出しなものの、ユーザーフレンドリーな作りがあちこちに見られる佳作である。
一見かっこいいが、よく見ると変な人しかいないパッケージイラスト。
雀ロックを破壊して進めるアイテムもあるので、詰まることはないだろう。
仲間はレベル1の状態で加入するうえ、戦闘に参加しないと経験値が入らないので育てるのが少々面倒くさい。育ちさえすればまあまあ使えるようになるのだが…。
呪文の名称が非常にわかりやすい。
ローカル役がけっこう多い。南北戦争はアメリカ発で、あまりに変則的なため日本ではまず採用されない。
