『遊☆戯☆王デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨』
2000年発売/ゲームボーイカラー/テーブルゲーム/コナミ株式会社
収録カード数は800枚以上。ルールもOCGに近いものになり、大幅に増えた効果モンスター、オリジナルのカードを作れるコンストラクションモードのおかげで戦略性、デッキのバリエーションが豊かになった。融合や儀式が弱すぎるなどいまだ粗削りな部分もあるが、カードゲームとしては過去作より圧倒的に面白い。
初回特典としてOCGのカード《インセクト女王》、予約特典として《デュナミス・ヴァルキリア》がもらえたほか、《磁石の戦士α》や《万能地雷グレイモヤ》など8種中3種のカードがランダムで封入されていた。現在は他のゲームボーイ版シリーズ作品と共に『遊戯王 アーリーデイズコレクション』で遊ぶことができる。
膨大な組み合わせがあるコンストラクションモンスターだが、コストのわりに能力が高いカードを作りやすく、かなり便利。《スフィラスレディ》や《ライトローミディアム》など、一部のモンスターは後にOCGでもカード化されている。
OCGとの大きな違いは召喚魔族の概念。今作から新たに神魔族が追加された。
儀式カードが大幅にパワーアップ!とあるが、相変わらず重い。前作よりマシなのは確かなのだが。