『負けるな! 魔剣道』
1993年発売/スーパーファミコン/アクション/株式会社データム・ポリスター
しょ~もないダジャレのタイトルながら、90年代全開のキャラデザとノリが今となっては心地よい。システム自体はシンプルな横スクロールアクションで、グラフィックとキャラは見るべき点もあるのだが、アクションゲームとして見ればまあ普通の出来。シリーズは何作か続いていくが「対戦格闘」「RPG」と毎回ジャンルが変わっていた。
ド田舎に住む主人公が、通学のジャマをする妖怪を退治しつつ学校を目指す…というストーリー。ただの登校である。
力の入れどころが間違っていて良い。
ボス連中がそこそこ手ごわい。ミスしても体力全快でその場でリスタートできるのは親切だが、少々ゴリ押しになりがち。その一方でコンティニューは4回までで、難易度EASYでは2面までしかプレイできないなどの仕様もあり、総じて難易度はやや高め。
ザコ掃討から体力の高いボス相手まで、オールマイティに使える緑玉がいちばん使いやすい。
ボスキャラの多くは対戦格闘の『2』でプレイヤーキャラになった。