レトロゲームの説明書保管庫

所持しているゲームの説明書を気ままに載せていきます。

『羽生名人のおもしろ将棋』1995年/スーパーファミコン

『羽生名人のおもしろ将棋』

1995年発売/スーパーファミコン/テーブルゲーム/株式会社トミー

 

 通常の将棋に加え、4種類の変則的な「おもしろ将棋」を遊ぶことができる。相手のコマが全部見えなくなるため(どこに移動したかのみ伝えられる)記憶力がモノを言う「衝立将棋」、地雷を自陣に仕掛けることができる「地雷将棋」、コマを好きな場所に配置できる「将棋大戦略」、成ったコマが全て同じになってしまう「お面将棋」といったラインナップでなかなか面白そうなのだが、要は「普通の将棋に飽いた人のための縛りプレイ」なので、トーシロが軽い気持ちで手を出すと絶望する難易度(特に衝立将棋)。プロ棋士の方々は自分のような一般人とは脳の構造からして違うのではないかと思うことがあるが、本作をプレイしてその思いを新たに強くした。自分と同レベルのプレイヤーとの対戦なら盛り上がりそうだ。

 タイトルにわざわざ「羽生名人」の名を冠しているのは決して安易なタイアップではなく、羽生名人の過去の対局を本人の解説とともに振り返ることができる「名勝負回顧録」モードを搭載。さらに、説明書のほぼ半分が羽生名人のプロフィールで埋め尽くされている。

 

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通常モードの将棋でも普通に相手が強い。思考時間がちょい長めなのが気になるが、高度なAIなのだろう。

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衝立将棋、凡人がやるとわけのわからないまま蹂躙される。一昨日の夕飯を思い出せないレベルの記憶力の人には向かない。

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回顧録、なにげにオプションも充実しているし、「ゲームソフトならでは」の将棋リプレイなので良い試みだと思う。

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