『紺碧の艦隊』
1995年発売/スーパーファミコン/シミュレーション/株式会社
架空戦記ブームのはしりとなった荒巻義雄の小説を戦略シミュレーションゲーム化したもの。戦死した山本五十六が現世と微妙に異なるパラレルワールドで生まれ変わり、アメリカ軍相手に無双しちゃうゾという異世界転生モノである。1995年当時はOVAシリーズが展開されていた。違う開発元からPC版、3DO版、PC-FX版のゲームも発売されている。
戦略シミュレーションにしては難易度は低めなので、心置きなく日本軍無双を楽しめる。スーファミ版は全14ステージで、ロスアラモス原子爆弾研究所を攻撃する弦月作戦までのストーリーが再現されている。PC版と異なり続編は出ていない。
艦船、その中でも駆逐艦をうまく運用するとだいぶ楽になる。戦隊に組み込める数が多いユニットが基本的に強い。質より量。
米国報道機関アピールは、具体的には米軍の兵器開発速度を遅らせる効果がある。