『球界道中記』
1991年発売/メガドライブ/スポーツ/株式会社ナムコ
アーケード版の移植作。同じ会社の『ファミスタ』と比べると各種操作が少しだけ複雑になっており、アクションの選択肢が増えているほか、お互いの選手のパラメータが丸見えだったり、フィールドが氷だの砂漠だのとトンデモな球場が出てきたりと、完全な別物になっている。誰でも楽しめるシンプルさの代わりに、ビデオゲーム的な面白さを突き詰めたのが本作と言えるだろう。タイトルはどう見ても『妖怪道中記』のパロディだが、選手がなんとなくたろすけに似ていること以外は特に繋がりが無い。
パスワードで「ZVN。」と入力後にリセットすると、かのナムコスターズ(風)をはじめとする隠しチームが選択できるようになる裏技がある。
試合中、相手も含めた各選手のデータがバッチリ見えてしまう。公平というかなんというか。
ファインプレイ、速い送球などそこそこ独自性の強い要素も。エラーは普通にイライラするだけなのでオフにしていいです。