『激写ボーイ』
1992年発売/PCエンジン/アクション/アイレム株式会社
カメラでいろんなオブジェクトを撮影して一定以上のスコアを狙おう、という横スクロールアクション。一見シンプルだがステージのあちこちでアクシデントが起こるため被写体には困らない…というか、事件が起こり過ぎてムチャクチャなことになっている。UFOが飛んだり隕石が落ちたりするのはまだいい方で、火事になったビルから飛び降りた人がゲームウォッチの『ファイア』みたいにトランポリンで飛び跳ねたり、クララがハイジの前で立ったり、街に行けば『アーバンチャンピオン』みたいな喧嘩をしていたり、マイケルがムーンウォークしていたり…と、パロディと悪ノリがあちこちに詰め込まれていて飽きることがない。PSのSIMPLE1500シリーズでリメイクされているほか、PS2で続編が出ている。
バカゲーのくせに妙にストーリー設定が重い。
スラム街には「FUCK」だの「KILL」だのろくでもない落書きが満載。おかげで「ゲームセンターCX」の挑戦時にはモザイク処理されてしまった。