『放課後 in Beppin女学院』
1995年発売/スーパーファミコン/シミュレーション/イマジニア株式会社
いわゆる「美少女育成シミュレーション」だが恋愛要素は皆無で、3人の女子高生を対特殊犯罪のエージェントとして育て上げることが目的となる。当時のアイドルグラビア雑誌「Beppin」とタイアップしているらしいが、タイトル以外のどこにBeppin要素があるのかよくわからない。
マルチエンディング方式でけっこう多彩なエンドが用意されているが、一度に育てられるのは1人だけ。1周がかなりタルくて長く(期間は1年間だが、毎日の行動を細かく設定する必要がある)、周回する意欲が削がれがち。グラフィックはさすがに力が入っているが、今となっては時代を感じる。
美葉は何度も対決することになるライバル枠。この他、どう見てもドロンジョ一味な敵組織が出てきて、ラスト近くはなかなか熱い展開を見せたりする。
バトル自体にそれなりに時間がかかり、かつ回数も多めなのがテンポの悪さに拍車をかける。
ミッションはしょうもないものからガチ犯罪まで多彩。イベント自体はそれなりに数が用意されているようだが、1周が長いので同じ内容を何度も見せられることもある。