『必殺仕事人』
1990年発売/ファミリーコンピュータ/アドベンチャー/株式会社バンプレスト
コアな人気を誇る時代劇シリーズを、バンプレストお得意のSDキャラ化(これがけっこう似ている)したアドベンチャー。キャラデザやRPG風の画面などを見ると低年齢層へもアピールしているようだが、そのわりにストーリー展開はハードだったりする(いたいけな子供たちが次々と惨殺されていく)。散々迷っても4~5時間、スムーズにいけばその半分くらいの時間でクリアできてしまうボリュームの少なさは難点だが、出来自体は決して悪くない。
画面だけ見れば『ドラクエ』タイプのRPGだが成長要素は無く、バトルも戦略が必要なものではない。
情報収集で詰まった際は話せる相手全員と話し、アイテムがある場合は「みせる」「つかう」の両方を行うようにするといい。これでだいたい道が開ける。
バトルでは敵・味方ともにアニメーションする。どう見ても武芸の心得などが無さそうな黒幕相手でも、それなりのターンを費やしてボカスカ殴り合いをするのはあまり「必殺」っぽくはない気もするが…。ダメージの単位が「ポイント」ではなく「貫目」だったりする妙なこだわり具合。
『必殺仕事人』だけではなく、歴代必殺シリーズの人気キャラが登場する。スーパー必殺大戦。