レトロゲームの説明書保管庫

所持しているゲームの説明書を気ままに載せていきます。

『学校であった怖い話』1995年/スーパーファミコン

『学校であった怖い話』

1995年発売/スーパーファミコン/アドベンチャー/株式会社バンプレスト

 

 学校の怪談をモチーフにしたサウンドノベル。短編の怪談オムニバスという形式は当時なかなか珍しく、しっかりと恐怖感を煽る演出、全50本の豊富なシナリオ、ラストに向けて物語が収束していく展開など、テキストアドベンチャーとしての出来は上々。プレイステーションでリメイク版が出ているほか、配信の機会も多いため遊ぶのは比較的やさしい。本作をヒットさせた飯島多紀哉は後に伝説の怪談アドベンチャー『四十八(仮)』を生み出すことになるが、それはまた別の話である。

 

舞台は高校なのだが、ロゴの生徒たちは小学生にしか見えない。

キャラクターごとに話す怪談の傾向が異なるのが個性的でよい。隠しシナリオの8話を加えて計50話となる。

キャストは俳優や劇団員ではなく、全員開発スタッフとのこと。御苦労様です。高校生にしてはトウが立っているがそこは大目に見てほしい。