『天地を喰らう 三国志群雄伝』
1995年発売/スーパーファミコン/シミュレーション/株式会社カプコン
本宮ひろしのコミックを原作にしたシリーズの最終作。今作は魔物や魔界が出てこないうえ、なんと国取り型の戦略シミュレーションになっている(三国志なら普通そうだろという気もするが)。内政や外交の使い勝手が悪く、ひたすらカチコミをかけていくのが最善という脳筋バランスで、シミュレーションとしての出来はあまり良くない。BGMは相変わらずカッコいいのだが。
プレイヤーが選べる武将が少なめで、劉備以外だと難易度が跳ね上がる。わかりやすいと言えばわかりやすいが。エンディングはあっさりしており、スタッフロールも無い。
戦闘では、行動ポイントを消費して様々なコマンドを実行することができる。シンプルながら戦略性が高く、なかなか面白い。