『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』
1987年発売/ファミリーコンピュータ/アドベンチャー/株式会社アスキー
堀井雄二がシナリオを手掛けた1作。元はPCゲームで、コマンド形式を使用した初のアドベンチャーと言われる。荒井清和による秀逸なキャラデザはこのファミコン版以降のもので、初期PC版とファミコン版ではストーリーも多少異なる。
説明書は「○○だぜっ!!」だの「○○なのだっ!!」だの、ところどころファミコン神拳ノリの文体になっているのが妙に面白い。
実際に取材旅行を敢行したとのことで、シナリオの旅情感はなかなかのもの。本作でニポポ人形を知った人は多いのでは。
スタートボタンとセレクトボタンは使用しないと書いてあるが、実際はスタートはAボタンを、セレクトは十字ボタンの下を押した時と同じ機能がある。
ブラックジャックはファミコン版で追加されたミニゲーム。