『ロゴスパニック ごあいさつ』
1995年発売/スーパーファミコン/パズル/株式会社ユタカ
6×6マスのフィールドに片仮名のパネルを並べていき、キーワードとなる言葉を作っていく対戦型パズル。片仮名パネルは両プレイヤーで共通なので、自分の言葉を成立させる、あるいは相手のジャマができるような文字を優先して取っていかなければならない。
後年の『ことばのパズル もじぴったん』を先取りしたかのような印象を受けるが、実際はかなり粗削りでバランス取りが怪しい。作るキーワードは操作キャラごとによって違うのだが、「ブホー」「モシシシッ」「アヨーンス」「ベロオオオ」「オセアース」「メメメーシ」といった奇声が大半を占める。1キャラにつきキーワードは3つしかないわりに、片仮名パネルは濁音・半濁音・拗音・長音も含むので、いらない文字が多すぎる。
要は移動している「光っている小さな点」がどの位置にあるかによって、投入したカードがズレる方向が変わるので、投入のタイミングが大事というわけ。わかる?
キャラクターはしりあがり寿のコミック『O.SHI.GO.TO.』の登場人物たち。奇声、というかキーワードも原作準拠ではあるのだが…。