『ラストハルマゲドン』
1990年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/株式会社ユタカ
人類が滅亡した未来、モンスターたちとエイリアンが新たな地球の支配者の座を賭けて死闘を繰り広げる…という舞台設定がユニークなRPG。設定だけでなくシステムもクセだらけだが、唯一無二の味わいを持っていることもまた確か。もう少し作業感が控えめであれば万人に受け入れられていたかもしれない惜しい作品。
原作はPC-8801で発売されている。ファミコン版はBGMがすべて差し替えられているほか、一部イベント描写がマイルドになっているようだ。いろいろな機種に移植されているタイトルだが、どれも今現在遊ぶのはやや手間がかかる。今後もリメイクや配信は望み薄なのが残念。ちなみにPCエンジンCD-ROM2版は「あらゆるゲームの中でいちばん格好いいザコ戦BGM」を収録していることで有名。
サルバンの破砕日は通常の10倍の長さがある。この日は敵も強くなっているため、サルバンのパーティーは序盤の地域でしっかりレベル上げしておきたい。
防御力を上げるためには防御するしかない。意識して上げておくと戦闘がだいぶラクになる。魔力は移動中に魔法を使うことでも上げられるが、知性を上げるには戦闘中にアイテムを使う必要がある。