『プレジデントの選択』
1990年発売/ファミリーコンピュータ/シミュレーション/株式会社ホット・ビィ
自動車業界を舞台にした、ファミコン初の経営シミュレーション。発売は『星をみるひと』でおなじみホット・ビィで、キャラクターデザインは『総務部総務課山口六平太』『プロゴルファー織部金次郎』作画の高井研一郎。ソフトには特典としてオリジナルシステム手帳が付いてきた。
どうにもランダム性が薄すぎて、いったん利益の出るパターンを構築さえすれば、あとは延々それを繰り返しているだけでクリアできてしまう(「取引先が倒産して何もできずゲームオーバー」という理不尽な展開もあったりするが)。広告をうたなくても車はバンバン売れていくし、なんともヌルい社長業務である。
新しい市場に移るたびに、それまでの実績はゼロに戻りイチから出直しとなる。
取引先の倒産(マイナス50億)というトンデモないアクシデントがたまに発生する。序盤でこれが来るとキツい。