『フライングヒーロー ぶぎゅる~の大冒険』
1992年発売/スーパーファミコン/シューティング/株式会社ソフエル
後頭部から直接羽根が生えた怪生物「ぶぎゅる~」が主人公の、かわいいキャラクターとガチで複雑な操作が特徴的なシューティング。ファミコンで発売されていた『飛ingヒーロー』とは全然関係ない。
見た目こそカービィのザコ敵みたいなぶぎゅる~だが、それなりの火力に加えて前斜め・後方へショット方向を切り替えられるうえ、移動スピードも常時調節できるのでシューティングの自機としては優秀。一方で操作が忙しく、自由自在に制御できるようになるには慣れが必要。キャラは敵も含めて本当にかわいいのだが、ゲーム内容は初心者には少々厳しい。
表紙とはだいぶ趣が違う黄色いぶぎゅる~君。これを原型にブラッシュアップしたのが表紙やゲーム中に出てくるぶぎゅる~と思われる。
説明書では一切姿が出てこない「ぱおちゃん」は金髪碧眼の美少女キャラ。ラスボスの「びぶりお大魔王」はパッと見完全に変質者なので、最終対決はビジュアルがかなり面白い。
L・Rボタンとの組み合わせでショットの方向を切り替えられる。これを自由自在に行えるようにならないと厳しい場面が多い。
目次に「ぶぎゅる~解剖図鑑」とあるから「ぶぎゅる~脳」「ぶぎゅる~袋」みたいなのが見られると思っていたのに、だいぶ大人しい。ていうか「ぶぎゅる~袋」はあるんだ。