『フォゴットンワールズ』
1989年発売/メガドライブ/アクション/株式会社セガ・エンタープライゼス
アーケード版の筐体はスティックを移動に、「ローリングスイッチ」という特殊なボタンを攻撃に用いていた。このローリングスイッチというのは『アルカノイド』で使われていたようなツマミ式の回転パドルにボタンスイッチを組み合わせたもので、これにより自機とオプションのショットの方向を調整しつつ移動・攻撃ができるという仕組み。
メガドライブ版はコントローラの3つのボタンを活かし、Aボタンをローリングスイッチの左回転、Cボタンを右回転に割り当てることで原作の操作感覚を再現しようとしている。ただ全体的にボリュームが削られているほかボイス等の演出も寂しくなっており、移植にあたっての苦労が偲ばれる。
メガドライブ版のみ『フォゴットンワールズ』で、他機種版は『フォゴットンワールド』になっている。綴りから言えば「ワールズ」が正解な気がする。ちなみにアーケード版は『ロストワールド(Lost Worlds)なので少々ややこしい。
主人公は「名もないふたりの戦士」とあるが、本当に名前が設定されていないらしい。『ナムコ クロス カプコン』で登場した時は「名無しの超戦士1P」「名無しの超戦士2P」と呼ばれていた。
パコーン げしげし どどどど
シルフィーは主人公2人と同じく『ナムコ クロス カプコン』にもショップ店員として出演。普通にプレイヤーキャラとして戦ったりもする。
シルフィーの服を買うと何かいいことがあるらしい。こりゃあ買うしかないぜ!
敵キャラはどうにも濃い連中ばかり。アーケード版から削られたキャラも濃かったので残念。