レトロゲームの説明書保管庫

所持しているゲームの説明書を気ままに載せていきます。

『パラノイア』1990年/PCエンジン

『パラノイア』

1990年発売/PCエンジン/シューティング/株式会社ナグザット

 

「異次元シューティング」の名は伊達ではなく、とにかくステージと敵キャラの統一性や脈絡がまるで無い。自機の前に立ちふさがるのはでっけ~カブト虫の幼虫、変な虫を発射する腐ったリンゴ、巨大なホネガイ、ただの三角形、撃つたびに般若とおかめが切り替わるお面、九尾の狐、バリ島のランダの仮面、ガネーシャ、シヴァ、なんだかブヨブヨしたものなど。「○○みたいなもの」と言い表せるのはまだマシなほうで、大半はモチーフすらよくわからない。

 ストーリーは「悪魔の作った世界を突き進む」という斬新ながらも適当なもので、ステージをクリアするたびに中指を突き立てた悪魔が登場して「Fuck you」と叫んで消えていく。シューティングとしてはまあ普通の出来だが、「作りたいものだけ作って後からくっつけた」感が漂う変なゲーム。なぜか海外版PCエンジンmini「ターボグラフィックス-16mini」にも収録されている。

 

そもそもこの自機がなんなのか、まったく説明されない。主人公の心を具現化したものだろうか。サテライトのシステム自体はそれなりに面白みがある。

5面のボスを倒すとあっさりしたエンディングの後に2周目に突入。2周目はヤケクソみたいな速度で敵が撃ち返してくるため、サテライトによる的確な防御が必須。