『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』
1994年発売/ゲームボーイ/RPG/株式会社バンダイ
なにげに「ドラゴンボールZ」のゲームとしては初の作品。RPGだがいつものカード式ではなく、気力を消費して攻撃側・防御側がお互いの行動を決めつつ戦う“タクティカルRPG”である。いろいろシステムを作り込んでいるのはわかるが、あまり「ドラゴンボール」の攻防っぽくない気はする。ストーリー部分は原作再現度やif展開こそ悪くないものの、ただAボタンを押して会話を進めるだけなので、RPG的な探索や冒険の楽しみは薄い。キャラ育成自体は、それなりにやり込みがいがありそうではある。






物語モードは意外に短く、10回も戦闘すればエンディングとなる。





なんだか面倒臭そうな書かれ方をしているが、実際プレイしてみるとすぐ理解できる。

反撃の成功確率は低め。防御や回避と違ってこちらのテクニックで成功率を上げたりはできず、運任せの最終手段である。





