『ダイナウォーズ 恐竜王国への大冒険』
1993年発売/スーパーファミコン/アクション/アイレム株式会社
人類の99.9%が忘れ去っているであろう映画『ダイナウォーズ 恐竜王国への大冒険』のゲーム化作品。
原作は子供たちが恐竜アニメの世界に閉じ込められちゃった~! というファンタジーアドベンチャー。アニメではなく実写の恐竜人類たちが大活躍するという内容で、パッと見は「マリオがいない『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』」みたいな感じ。ゲームの方は子供たちが恐竜に乗って大活躍する横スクロールアクションになっており、パッと見は「マリオがいない『スーパーマリオワールド』」みたいな感じになっている。
ただ実際のところ似ているのはパッと見の第一印象だけで、映画版は普通にマリオより面白いし、ゲーム版も恐竜と子供たちを別々に操作できたりとアクション性はずいぶん異なる。丁寧な作りがあちこちに垣間見える佳作と言える。
映画版はVHSでしか発売されておらず、視聴は困難。ちなみに主役の恐竜2匹の吹き替えは声優初挑戦のマーシーとクワマンだった。なんで?
映画版の主人公の子供たちは3人だったのだが、2人プレイのゲームなので1人出番がなくなっている。
Mr.ビッグはアロサウルスという設定らしいが全然そうは見えない。ゲーム版ではワープしながら弾を連発してくるというワイリーカプセルみたいな挙動をする。
◆同梱チラシ