『スーパーマン』
1987年発売/ファミリーコンピュータ/アクションアドベンチャー/コトブキシステム株式会社
キャラクターデザインをいしかわじゅん、プロデューサーを柏村武昭(「お笑いマンガ道場」の司会者)、シナリオを木崎徹(「夜のヒットスタジオ」の放送作家)、音楽を長谷川龍(「ひらけ!ポンキッキ」などの音響)という豪華、かつ謎過ぎる人選のスタッフが手掛けている。いしかわ氏のキャラは可愛らしく味があるものの、これをパロディや番外編ではなく、本家本元のスーパーマンとしてお出しされるのはさすがにちょっと違和感が…。ゲームとしての出来は相当に微妙で、次にどこへ行けばいいのか非常にわかりにくく、ウロウロしている間に時間だけが過ぎていく。
本作のストーリーは映画版を基にしている。わりとスットコドッコイな内容の『Ⅲ』や『Ⅳ』のキャラクターもしっかり登場。
いしかわ氏は本来は専門ではないドット絵も担当させられたとのこと。御苦労様です。ぶっちゃけ当時の子供たちにとってはスーパーマンというよりスッパマンにしか見えなかった。
レックス・ルーサーが人のよさそうなオジサンに。
◆付録 ニューヨークマップ