『スパルタンX』
1985年発売/ファミリーコンピュータ/アクション/任天堂株式会社
ジャッキー・チェン主演映画のゲーム化作品だが「トーマスという名の主人公がさらわれたシルビアを助けに行く」ことくらいしか関連性がない。なにげに任天堂発売ソフトである(アイレム開発のアーケード版が基)。
翌年発売の『スーパーチャイニーズ』では、本作や『スーパーマリオブラザーズ』の効果音がまんま流用されている。『マリオ』と『スパルタンX』のサウンド周りは共に近藤浩治氏が担当していたが、氏と『スーパーチャイニーズ』との関りは不明。
GAME Bはアーケード版に近い難易度。
ボス以外のザコは攻撃1発で倒せるのがけっこう爽快。
主人公に体力ゲージが設定されているゲームは当時珍しかった。体力ゲージの存在やそのアクション性から、本作をベルトスクロールの祖とする声もあるようだ。