『シャドウゲイト』
1989年発売/ファミリーコンピュータ/アドベンチャー/コトブキシステム株式会社
意外に珍しい、王道ファンタジー世界が舞台のテキストアドベンチャー。謎解きが基本ノーヒントのうえに選択肢が多く、自由度がやたら高いため、妙なシチュエーションで主人公が死にまくる。その度にリアルな死神のイラストともに「ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!」という味のあるメッセージが流れるため、当時のプレイヤーに無駄に強いインパクトを残した。
こう書くとクソゲーのようだが、死んでもリトライは容易だし出来はしっかりしている。味のあるテキストも含めてバカゲーの一種と言えるだろう。
セレクトボタンを押すとヒントが表示される機能があるが、「あきらめるな」とかそんなレベルの事しか言ってくれない。
使い道の無い罠アイテムも少なくない。本作の難易度を上げている要因の1つ。
呪文はいくらなんでもそのまんま過ぎて脱力する。ミチヨヒラケも逆読みにしてやればいいのに。
シャドウゲイトなのかシャドウゲートなのかはっきりしてほしい。