『インドラの光』
1986年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/コトブキシステム株式会社
よくあるタイプのファンタジー世界を舞台にしたRPG。国によって物価や言語などが異なるため現地の言葉を習得していないと話せなかったり、仲間によって歩く速度が違うためスタスタ歩いていくと置き去りにしてしまったりと、妙なところがリアルだったりする。問題はそのリアルさがまったく面白さにつながっておらず、ひたすら面倒なだけという点。説明書でもこうした面倒な仕様については触れられていないためオーソドックスな内容にしか見えないのだが、実はけっこうな曲者である。
いちおう地球から遠く離れた他の惑星という設定だが、この設定に触れられるのはエンディングくらい。
死んだ仲間を復活させるには礼拝堂で魂を復活させた後、仲間が死んだ地点まで戻らなければいけない。リラフの術が手に入るまでは大変面倒くさい。
バトルはシンボルエンカウント方式。